AIは「使えたら便利」から「使わないと差がつく」へ——。多くのクライアントを抱えるWeb制作・集客会社が、毎月のSEOレポート作成に追われる状態から、Ahrefs・GA4・Google Search Console のAPI連携でレポートを自動化。「数字を集める作業」はAIと自動化に任せ、人は“考える時間”と“次の一手”を取り戻す。その裏側を、REEING株式会社 代表取締役の中務 未来さんに伺いました。

お話を伺った方

REEING株式会社 代表取締役 中務 未来さん
REEING株式会社 代表取締役 / 中務 未来さん
ホームページ・LP・EC制作 / 広告運用・SEO

2020年よりフリーランスとしてWeb制作やSEO対策を始め、2023年2月にREEING株式会社を設立。現在はホームページ制作・LP制作・ECサイト制作などの制作事業と、広告運用・SEO対策といったWeb集客を主な事業として手がけている。

抱えていた課題

  • クライアントごとの月次SEOレポートを、毎月ほぼ手作業で作成していた
  • 担当社数が増えるほど集計・転記に時間を取られ、肝心の「提案」に時間が回らない
  • GA4・Search Console・Ahrefs と、見るツールが分かれていて集約が大変

レポート自動化に取り組んだきっかけ

今回、レポートの自動化に踏み切った背景を教えてください。

REEING 中務さん「クライアントが増えるほど、毎月のレポート作成だけで数日が消えていました。SEOの本来の価値は“打ち手を考えること”なのに、数字を集めて貼る作業に追われていて。それに、クライアントに成果で応える立場なのに、自分たちが一番効率化できていないのはおかしい、とも感じていました。AIで巻き取れる作業はどんどん巻き取らないと、これからは確実に差がついてしまう。だからまず、一番重いレポート作成から手をつけました。」

つくった仕組み

具体的に、どんな仕組みを作ったのですか?

4TH PARTNER「3つのデータソースをAPIでつなぎ、スプレッドシートに自動で数字が入る形にしました。GA4のData APIでPV・UU、Search Console APIで表示回数・クリック・掲載順位、Ahrefsのv3 API(Site Audit)でサイトの技術課題を取得。これを Google Sheets API で運用シートに直接書き込み、さらに Claude がAhrefsの課題から施策のたたき台まで下書きします。毎月初に自動実行されるので、月が変わればレポートが出来ている状態です。」

REEING 中務さん「指標の定義(PVの取り方など)を最初にすり合わせてくれたので、過去の手集計とも数字がぴったり合いました。安心して任せられました。」

導入後に感じた変化

導入して、何が変わりましたか?

REEING 中務さん「これまでレポート作成にかけていた月15時間が、わずか1分になりました。正直、最初は『本当に?』という感じでしたが、月が変わればもうレポートが出来ている。空いた時間をそのまま改善提案やクライアントとの対話に使えるようになり、提案の質も上がっています。」

  • 月次レポートの作成工数:約15時間/月 → 約1分
  • 転記ミス・指標のブレが解消
  • 空いた時間を「提案・改善」に再配分できるように

4TH PARTNER と組んでみて

外部パートナーとして、4TH PARTNER に任せて良かった点は?

REEING 中務さん「一番は、“AIをちゃんと業務に落とせる”ことですね。世の中にAIツールは溢れていますが、自社の業務フローに合わせて『どこを・どう自動化すれば現場で回るのか』まで設計できる人は、実はほとんどいません。4TH PARTNERは、ツールを作って終わりではなく、実際に毎月の運用に乗って“当たり前に使われる”ところまで一緒に伴走してくれました。社内にAI専任を一人採用するより、必要なときに各領域のプロが入ってくれるこの形のほうが、うちには合っていた。AIをどう使うかを、いつでも安心して相談できる“社外の右腕”ができた感覚です。」

今後の展望

今後、AI活用や自動化をどう広げていきたいですか?

REEING 中務さん「考え方はシンプルで、“AIに任せられるところは、どんどんAIに任せる”。レポートの次は、提案資料の下書きや施策の効果検証も自動化していきたいです。そうやって空いた時間を、クライアントのことをじっくり考える時間や、次の一手をつくる時間に回していく。人がやるべきは“作業”ではなく“判断と提案”だと思うので、そこに集中できる体制を、もっと進めていきたいですね。」

AIはもはや「使えたら便利」ではなく、「使わないと差がつく」時代に入っています。とはいえ、ツールを入れるだけでは現場は変わりません。大事なのは、自社の業務に合わせて“どこをAIに任せ、人はどこに集中するか”を設計し、定着まで伴走してくれるパートナーがいること。4TH PARTNERは、関西の中小企業の「社外のAI改善責任者」として、相談から実装、定着までを一気通貫でご支援します。御社の手作業も、まずは無料の業務改善診断で一緒に棚卸ししませんか。